島根県シニア研修ガイダンス
2005年08月06日
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- 渡部満@出雲市民病院/ICFMです。
8月6日、県主催の「シニア研修ガイダンス」へ参加してきました。参加施設は7病院でしたが、研修医・医学生の参加は20名足らずと若干少なめでした。落雷と豪雨の中でしたので、仕方なかったかもしれません。
当院からは小松先生が家庭医研修プログラムの説明を行いました。「赤ひげバンク」の話から始まり、島根県の医療情勢、その中で家庭医の果たす役割など聴衆を引き付ける内容でした。
家庭医養成は、他に浜田医療センターや島根大学付属病院の後期研修フレキシブルコースでもプログラムが作成されていました。島根県の医療供給体制に、大きな役割を期待されている家庭医の育成が、複数の施設で始まることに嬉しさを感じました。
同時にそれらの施設と協力させていただき、県全体での家庭医養成プログラムができればなどと期待を膨らませています。
※赤ひげバンクとは、
2002年に開始した事業で、島根県内外の医療従事者とネットワークを作り,島根県で地域医療を志す医師を迎え入れるのが目的です。現在173名の医師の登録があり、04年度までに11名の医師が島根県に赴任しました。(メーリング・リストより)
カテゴリ:後期研修